ジャズ演奏 決まりごと 


ミュージシャンとしてすでに演奏されている方や、そこそこ音楽をやっている方は

ほとんどわかっていると思う。まして、まだジャズ歴2年ほどのharu♭より

よほどか知っていいるだろう(- -;) 中にはあまり知らない方もいるかな という前提で

初心者のくせにおこがましいが簡単なジャズ演奏の話 また 思うことを書く。

(といっても説明していたらそれだけで厚い本になってしまうくらいになるので

説明というほどのものは省略する。)


 ジャズ演奏で、よくかみっぺら一枚の楽譜のようなものを目の前に置きながら

演奏している姿をよく見かけることだろう。(もちろん見ない人も多いが)

 あれは、正確には楽譜 ではなく コード譜 である場合がほとんどだ。

ジャズは簡単なテーマとなる音符こそ載っているものの、ミュージシャンが見るのは

Cm7  G7 などという コードである。

 そのコードのなかでどう演奏していくか というのがジャズアドリブ演奏 だといえる

だろう。(コードのことは別記)

 ジャズに限らず、音楽は だいたい2コーラスもしくは3コーラス(曲の繰り返し)以上

演奏されるものだが、ジャズには次のような決まりが一応存在する。

(ビッグバンドのことは良く知らないのであくまで少人数編成コンボの場合(- -;))

最初にまずテーマとなるメロディー(これはアドリブではないので共通。

ただプロの場合ここからかなりスパイスを加える場合

 もしくは変えてしまう場合もあるが)があってそこから それぞれのプレイヤーの

見せ場である ソロのアドリブ(即興)を交代しながら演奏し、(曲調、その場の

雰囲気によって省略される楽器も)最後に基本的に最初のテーマを演奏した

楽器のプレイヤーが同じように終わりのテーマを演奏ししめくくる。

といったパターン。

 分り易く例を書くと・・・・・(アルトサックス ピアノ ベース ドラム の4人編成

(カルテットという)の場合)

   テーマ(アルトサックス) 1コーラス
    ↓
   アドリブ(アルトサックス)2コーラス
    ↓
   アドリブ(ピアノ)2コーラス
    ↓
   アドリブ(ベース)1コーラス
    ↓
   アドリブ(フォーバースといってドラム と 他の楽器と4小節ごとに交互に演奏)
        2コーラス

    (アマチュアの場合ここで よく自分の頭に人差し指をさす仕草をするが
      これは決して、他のミュージシャンに「お前 大丈夫か?やられてんと
      ちゃうん?」と言っているのではなく、「さあ 曲の頭にもどりましょう」
      という意味。

   テーマ(アルトサックス)

あくまで一例にすぎないが、こんな感じ。

 このように、「中身」は 決められていない即興演奏 いわば「アドリブ」

である。よって、楽譜で音符をおって演奏しているのではなく、コードをおって

演奏するわけだ。

ちなみに、さっきからコードコード といっているが このコードというのは

これに関しては別のページに書くことにしよっと。

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